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2017.11.24

ホワイトニングについて

こんにちは!
衛生士の簗瀬です。
今年は寒くなるのがずいぶん早く、雨ばかりであまり秋を満喫出来ていない様に感じます(^_^*)

今回は歯のホワイトニングについてのお話です。
ホワイトニングは大きく分けて2種類あり、歯科医院で特別な光線を当てて行うオフィスホワイトニングと、ご自宅でご自身で行っていただくホームホワイトニングがあります。
今回は、このホームホワイトニングについてのお話です。
ホームホワイトニングは注意点を守って正しいやり方で行わなければ、効果が出ないばかりか、より歯の着色がひどくなってしまいます。
ホワイトニングと聞くと歯が真っ白に!というイメージがあるかも知れませんが、まずは2トーンアップを目指し、ゆくゆくは希望の白さまでもっていこう!というものです。

まずはカウンセリング
ホームホワイトニングは医院でマウスピースを作ってもらいホワイトニング専用の薬剤を用いて自分の家で2週間程で行う方法です。
そのため、マウスピースを作ってもらうために歯医者さんに行ってカウンセリングしてもらうことが重要です。
この時にホワイトニングをして、しみる恐れが無いか、また虫歯や歯周病があると痛みなどの原因となるので事前にしっかり検査し処置します。
そのほか不明な点などカウンセリングでしっかり質問できます。

歯石や着色汚れがひどい場合、ホワイトニングの効果を実感出来なくなってしまうため、クリーニングをすることで、ホワイトニング薬剤が歯にムラなく浸透し、より効果が分かりやすくなります。
ただホワイトニングはその後のお手入れが悪いと数ヶ月で後戻りしてしまいます。 なるべく後戻りを防止するためには、ご自宅でのセルフケアと2〜3カ月おきの歯科医院でのプロフェッショナルケアをオススメします!

ホワイトニングをすることによって、禁煙が出来た!以前よりブラッシングが丁寧になった!というお声もありました。

何よりも 歯の色が明るくなると気分も明るくなる!というお言葉が一番嬉しく感じます。

年齢、性別関係なくホワイトニングに興味をお持ちの方々が多くいらっしゃると思います。

どうぞ、お気軽にお問い合わせくださいませ🎵

市川市行徳(福栄) 予防を中心に小児から入れ歯まで
「いつでも頼れる街の歯医者さん」を目指す個室診療
はぎわら歯科クリニック

2017.11.24

どんなものでどこが虫歯になりやすいか

こんにちは、歯科助手の栃木です⊂((・x・))⊃

最近急激に寒くなりましたね(>_<)皆さま体調は大丈夫でしょうか?

身体も歯も予防が大事!と言うことで、はぎわら歯科のスタッフは、先日みんなでインフルエンザの予防接種を受けました!
『注射やだー』『怖いー』などなど言っているスタッフもいましたが(笑)、私は小さい頃から注射に対しての恐怖心が全くありませんでした。
なので今回も余裕だわ♪と思っていたのですが…
何故か先生が持っている注射器の針を見た瞬間思ってしまいました《怖いっっっ》と。
そして針が刺さった時《痛い》と…まさかこの歳になって注射に対する恐怖心が芽生えるとは(._.)来月は健康診断で採血があるので少し心配です(笑)

話を変えまして、この前院長先生に教えてもらったことについてお話しします。
皆さま甘いものはお好きですか?^ ^私は大好きです☆
ですが甘いものを食べると虫歯が…と言う心配もありますよね(>_<)

そこでどんなものでどこが虫歯になりやすいか、一例を紹介します!

まずはジュースやスポーツドリンク、紅茶やコーヒーにお砂糖を入れて飲む方→歯と歯の間
次にチョコやキャラメル、クッキーをよく食べる方→歯の噛み合わせの面
そしてガムや飴をよく口にする方→歯と歯ぐきの境い目

にそれぞれ注意が必要です(*_*)
特に今の時期はのど飴を口にされる方も多いのではないでしょうか。br /> 喉がちょっと変だなーっと思ってずーっと舐め続けていると、虫歯になるリスクがグーンと上がってしまいます(>_<)br /> 甘いものを食べる時に、あぁそう言えばはぎわら歯科のブログに書いてあったなーと少しでも思い出して頂ければと思います^ ^

市川市行徳(福栄) 予防を中心に小児から入れ歯まで
「いつでも頼れる街の歯医者さん」を目指す個室診療
はぎわら歯科クリニック

2017.11.16

続・お口の健康が体の健康・全身疾患にも深くつながっている

こんにちは。
主任の見崎です!

前回は健康医療学会での“予防”の重要性とお口の健康が体の健康・全身疾患にもつながっているという内容をお話しましたが、どんな病気と関連しているのかを今回はお話したいと思います。

まず、歯周病とはいったい何が原因なのでしょう?

歯周病の原因菌となっているのはCMでもたまに耳にするかと思いますが、“デンタルプラーク=歯垢”なのです。
このデンタルプラークとは、色々な細菌が集団になって出来たバイオフィルムのことです。

バイオフィルムはぬるぬるした糊状のものを作ってお互いにくっつきあっています。
そのため、抗菌性のある薬剤が簡単に浸透できないので、ブラシなどで丁寧に取り除く必要があります。

歯医者さんでブラッシング指導をするのはこのバイオフィルムを取り除き、歯周病や虫歯を“予防”するために行っています!

では、歯周病は体の病気の原因になると注目されていますが、どうしてでしょうか?

歯周病の細菌や炎症が体にも影響し、妊娠・出産や呼吸器感染症、糖尿病、関節リウマチなど下記の体の病気にも関係すると言われています。
歯周ポケット内で作られる内毒素は、直接血流に入り込み、白血球などに取り込まれて体内に入り込むことが一因といわれているからです。

関連している病気など一部ご紹介します。

1.喫煙

喫煙は歯周病発症の環境因子です。
タバコを吸う人は吸わない人に比べて、歯周病になる危険性が約8倍も高くなります。
歯医者さんで禁煙をすすめる理由のひとつですね。

2.誤嚥性肺炎

歯周病の原因菌が唾液と一緒に誤飲され、気管支や肺にまで入り込み、肺炎などの炎症を起こすことがあります。
とくにオーラルケアが行き届きにくくなる高齢者などに起こりやすい病気です。

3.ピロリ菌感染胃疾患

歯周病を起こして歯周ポケット内に住み着く細菌の中にはピロリ菌と似た細菌がいます。
それらを排除しようと免疫反応が働きますが、区別がつかないためアレルギー反応を歯ぐきや胃に起こしてしまいます。

4.妊娠トラブル

妊娠し、胎盤が作られるとホルモンバランスの影響で歯周病の原因菌が全身の感染症を引き起こします。それが妊娠にも影響し、早産や未熟児出産の原因になると考えられています。
妊娠すると歯周病予防ももちろん、虫歯の治療など制限されていくので早めの検診をおすすめします。

5.脳血管疾患・心臓疾患

歯周病による炎症が続く状態は、脳や心臓の血管に悪影響を与えます。
また、歯周病の原因菌が血管に入り込むと、動脈硬化を引き起こすことも考えられています。

6.骨粗しょう症

歯周病の原因菌が血液に入り込むと、歯を支える骨だけでなく全身の骨にも影響し、ボロボロの状態に弱くなります。また、骨粗しょう症になると歯を支える骨も溶けるため歯周病が進んでしまったり、治療内容も注意しなければいけません。

7.メタボリックシンドローム

歯周病があると、歯ぐきの隙間で歯周病の原因菌が作り出す毒素が肝臓でのエネルギー消費を邪魔して、肥満の要因になります。
また、糖尿病になると歯周病が悪化し、その悪化が糖尿病の症状にも影響するという悪循環に陥ってしまいます。

8.関節炎・腎炎

歯周病があるとつねに体は炎症を起こした状態になります。
その炎症により、生じた毒素が関節炎や腎炎の要因になることがあります。

9.皮膚疾患

口の中の細菌が作るたんぱく質が皮膚炎を起こすことが分かってきました。

このようにさまざまな病気とお口の中の健康がつながっています。

当院では初診時に既往歴などを聞いています。

それを基に内容によって血圧を測りながら診療したり、かかりつけの医科等と連携をして患者さんが安心して治療が出来るよう努めています。

※当院は厚生労働省が定める“かかりつけ歯科医機能強化型診療所”の認定を受けています。

みなさんにも歯周病についてご理解いただき、ブラッシング指導等、“予防”のお手伝いが出来ればと思います!

気になる事などあればお気軽にスタッフにお声かけください☆

市川市行徳(福栄) 予防を中心に小児から入れ歯まで
「いつでも頼れる街の歯医者さん」を目指す個室診療
はぎわら歯科クリニック