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2018.12.18

年末年始のお知らせ

こんにちは、主任の見崎です。

 

先週あたりから急に寒くなりましたね。
小学生などのお子さんはインフルエンザが流行りはじめているいるようです。
うがい手洗いと乾燥には十分気をつけて寒い冬を乗り切りましょうね。

 

12月の診療日と年末年始のご案内をさせていただきます。

毎週水曜・日曜・祝日は休診日となります。

26日(水)は24日(月)が祝日で休診のため午前中のみ診療致します。

院長
毎週木曜日は大学講義のため一日不在

和典先生
毎週金曜日は大学講義のため午前中のみ不在

年末年始は30日(日)から1月3日(木)まで休診となります。
よって年内診療最終日は29日(土)午前中までとなっておりますので、よろしくお願い致します。
なお、年始は1月4日(金)より通常通り診療致します。
(院長は1月5日(土)より診療です。)

 

休み期間中にお痛みや被せ物が取れてしまったり、お口の中のトラブルがおきてしまったら、市川市では休日急病等診療所がありますのでそちらで応急処置等を診察してもらうことが出来ますので、ご利用ください。

 

 

市川市休日急病等歯科診療所

 場所:市川市大洲1-18-1

(大洲防災公園隣接地「市川市急病診療・ふれあいセンター内」) 診療日・・・ 日曜日・祝日

診療時間・・ 午前10時~午後5時 

TEL・・・・  047-377-8888

*健康保険証を必ずお持ちください。

 

今年も一年間ありがとうございました。

来年もよろしくお願い致します。

 

 

市川市行徳(福栄)予防を中心に小児から入れ歯まで
「いつでも頼れる街の歯医者さん」を目指す
個室診療 はぎわら歯科クリニック

2018.12.18

歯周病と糖尿病について シリーズ1

 

こんにちは。歯科衛生士の田中です。

今年も残すところ、1ヶ月ですね!
今回は歯周病と糖尿病について、シリーズでお伝えしようと思います。
第一弾は歯周病の原因と合併症についてです。
①歯周病の原因は?
CMでも盛んに取り上げられているので、ご存じの方も多いでしょうが、歯周病は歯と歯茎の間の歯周ポケットに住み着く細菌による感染症です。
細菌の塊をプラーク(歯垢)と呼びます。
歯周病は、プラークに接している歯肉に炎症が起こり、腫れたり出血したりしながら歯周組織(歯を支える骨や歯茎)を徐々に破壊し、最終的には歯が抜け落ちてしまう病気です。
細菌による感染症といっても、人間の身体には細菌やウィルスに対する防御機能が備わっていますから、歯周病の原因となる細菌「歯周病原菌」が住み着いても必ず歯周病になるというわけではありません。
しかし、口腔清掃が不良になってプラーク中の細菌が増えたり、身体の抵抗力が弱まって細菌や毒素などの生産物を防御できなかったり、口腔内が細菌の活動を活発にさせるような環境であるなどの理由によって、歯周病が発症しやすくなります。
その発症に関わる最大のリスクファクター(危険因子)は、歯周病原菌でありその他に糖尿病、骨粗鬆症、精神的ストレス、腎臓疾患等の病気や、遺伝的なこと、噛み合わせや歯並びの不正などの危険因子が挙げられます。
更に、喫煙、食習慣、飲酒などの生活習慣も歯周病を起こしやすくします。
したがって、歯周病は感染症であると同時に生活習慣病でもあるのです。
②合併症について
糖尿病も歯周病も生活習慣病です。
ご存じの通り生活習慣病が怖いのは病気そのものよりも、様々な合併症にあります。
病気そのものは無自覚のままに進行していきますが、放置しておくと深刻な病気に発展してしまう可能性が高いのです。
改めて、糖尿病と歯周病のそれぞれの合併症について見ていきましょう。
ー糖尿病ー
網膜症・腎症・神経障害・動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞・脳出血・肺炎・感染症・歯周病・高脂血症・高血圧・骨粗鬆症・白内障・緑内障・妊娠による糖尿病の悪化・胎児・母体トラブルなど。
ー歯周病ー
歯が抜ける・糖尿病・動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞・脳出血・肺炎・妊娠による歯周病の悪化・早産など。
合併症を比べてみると、かなりの部分で似ていることがわかります。
つまり、血管系の障害によって病気の発症が早くなるのです。
血管の老化は加齢によって誰にでも起きてしまうのですが、喫煙、食べ過ぎ、飲み過ぎ、肥満や精神的ストレスなどの生活習慣が進行を早めることがわかっています。
これらが糖尿病や歯周病が生活習慣と名付けられている理由です。
・合併症の特徴
合併症は糖尿病や歯周病でなくても起こりうる病気ですが、糖尿病の慢性合併症のうち、網膜症、腎症、神経障害を三大合併症と呼んでいますが、血糖コントロールの良い人には多く起こる合併症ではなく、糖尿病でない人にはあまり起こらない病気でもあることから、糖尿病の特異的な合併症といえるのです。
三大合併症が細い血管が障害されて起こる「細小血管障害」に対して、太い血管が障害されて起こるのが「大血管障害」で、こちらは糖尿病でない人にも起こりうる合併症なのですが、糖尿病があることで、発症の頻度が高くなったり進行が早くなってしまいます。
一方、歯周病原菌は血液の中に入ると全身に流れ、心臓の冠動脈に炎症を起こして心臓のリスクファクターとなったり、血栓が出来やすくなったりします。
一方、肝臓や脂肪細胞などにも作用して、血糖値を下げるホルモンのインスリンの働きを阻害することもわかっています。
歯周病と糖尿病の合併症はかなりの部分で重なりあうことから、歯周病を口腔内だけの病気として捉えるのではなく、様々な全身的な病気と関連があることを自覚する必要があります。
・歯周病治療で糖尿病治療?
境界型の糖尿病と診断された人の歯周病が悪化することもあります
通常の歯石除去等の治療のみではなかなかよくならないことから、深いポケット内の歯周病原菌の除去に効果的な超音波スケーラーを使って、歯周病原菌を徹底して駆逐する治療を行ったところ、歯茎からの出血や歯のぐらつきが無くなったばかりか、血糖値も下がって改善した例があります。
歯周病の悪化している糖尿病患者に対して、超音波スケーラーと抗菌薬で歯周病治療を徹底して行うほど血糖値が下がる傾向が見られるようです。
歯周病の原因であるプラークを患者自身による日々の口腔清掃と定期的にかかりつけ歯科医院を受信することにより、継続してコントロールすることが大切です。
このような事例を見れば、歯周病を治療することで糖尿病の治療にも良い結果が生まれることが期待されますが、まだその機序が充分解明されているわけではなく、これからの研究で明らかにされることに期待したいところです。
次回は続編、糖尿病との関係をお伝えします。
市川市行徳(福栄)予防を中心に小児から入れ歯まで「いつでも頼れる町の歯医者さん」を目指す個室診療 はぎわら歯科クリニック
2018.12.18

唾液は大切!

 

こんにちは!衛生士の簗瀬です。

今年も早いもので残すところあと少し!!

寒さも本格的になってきましたので体調など崩していませんか?

今回はその体調不良とも大変関係のある話、唾液についてのお話です。

唾液は、主に、耳下腺、顎下腺、舌下腺という3つの大きな唾液腺から、1日に1000~1500mlほど分泌されるといわれています。

唾液には、健康に関わるさまざまな働きがあります。
例えば、食べ物の消化を助けたり、味を感じやすくしたりする働き。
それから、口の中の汚れを洗い流す、酸を中和して、口の中を中性に保つ、細菌の繁殖を抑える、再石灰化によって、むし歯を防ぐといった、口の中を清潔で健康に保つ働きがあるため、歯周病の予防、口臭予防には重要な役割を果たしています。

唾液量には個人差がありますが、分泌の少ない方は加齢やストレス、服用している薬や、シェーグレン症という病気が原因だと考えられます。

なかなか唾液量の量を自分で認識するのは難しいですが最近お口の中が乾く、歯をきちんと磨いているのにネバネバするなどを感じておられたら唾液量が少なめかも知れません。

少しでも唾液の分泌を促すように、普段から唾液腺マッサージなどをしてしっかりとサラサラ唾液が溢れるお口の中を目指しましょう。
そしてしっかりと噛んで食事を摂る、お喋りをする、ストレスを溜めずに充分に睡眠をとることなども唾液の分泌には大切です。

唾液たっぷりのお口で年末年始、風邪などひかない様、お気をつけくださいませ。

 

 

 

 

 

 

市川市行徳(福栄) 予防を中心に小児から入れ歯まで
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