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2022.08.04

衛生士の御紹介

はじめまして!
歯科衛生士の立花と申します。

この場をお借りして簡単に自己紹介をさせていただきます。
プライベートでは3歳の息子を子育て中です。
小さなお子様のブラッシングの仕方など、少しでもお役に立てればと思いますのでお気軽にご質問ください。
まだまだ至らない部分があるかとは思いますが、患者様に寄り添いお口の健康やケアの事など
サポートできるように努めたいと思います。よろしくお願いいたします。

今回は「スポーツドリンクと歯」についてお話したいと思います。
暑い日や運動時にスポーツドリンクなどのイオン飲料を飲まれる方は少なくないと思います。
スポーツドリンクなどのイオン飲料は水分と塩分をすばやく補給し、
アミノ酸やクエン酸を多く含み疲労回復にも効果があるとされています。
しかし、歯科の立場から言うとスポーツドリンクの飲み方に注意して頂きたい点があります。
実はスポーツドリンクにはかなりの量のお砂糖が含まれています。
500mlのペットボトルだと約30グラムのお砂糖が含まれており、
スティックシュガーに換算すると10本分の量になります。
また、スポーツドリンクに含まれるアミノ酸やクエン酸は歯の表面の
エナメル質を溶かす働きがあります。PH5.4以下になると歯の表面の
エナメル質が溶けて虫歯になりやすい状態になるのですが、
スポーツドリンクのPHは3.6~4.5となるので、かなり虫歯になりやすい状態になってしまいます。
そこでスポーツドリンクを飲んだ後は、お水やお茶をお口に少量含み、
行きわたらせるように飲んだりお水でうがいする事をお勧めします。
お口に残っている糖分や酸を洗い流すことで虫歯のリスクを下げることができます。
(これはスポーツドリンクだけでなくジュース等の飲み物に関しても同様の事が言えます)
体に良いイメージのスポーツドリンクですが、
虫歯予防のためにも飲み方に気を付けて頂ければと思います。
うまく水分補給をして暑い夏を乗り切りましょう!

市川市行徳(福栄) 予防を中心に小児から入れ歯まで「いつでも頼れる街の歯医者さん」を目指す
個室診療 はぎわら歯科クリニック