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2017.10.18

妊娠中のお口のトラブル

こんにちは。

歯科衛生士の高垣です。

先日息子の運動会があり、秋を感じると共に、園児が一生懸命頑張っている姿にとても心打たれました🎵

さて、心がポカポカしたところで、今回は私も妊娠、出産経験があるので、妊娠中のお口のトラブルについて書いていきたいと思います。

妊娠中は女性ホルモンの影響で歯周病菌が増えてしまいます。

また口の中の唾液も酸性に傾き、虫歯になりやすくなります。

ただ、つわりで歯を磨くことが辛くなってくると歯磨きがおろそかになりがちです。

つわりやお腹が大きくなってくると一度に食べられなかったりということもしばしば。

そうなると食事の回数も増えるので、口の中の菌の滞在時間も長くなり、上記で上げたように歯周病が進んだり、虫歯になりやすくなったりします。

最近は歯周病の妊婦さんは早産や低体重出産のリスクが高くなることも合わせて指導する歯科医院が増えているので、やはり妊娠中であっても歯科の定期検診は重要になってきます。

その他は妊娠中は唾液の量も減るので、口臭が強くなることもあります。

つわりが、きつい方はなるべく小さいヘッドの歯ブラシを選ぶようにして、喉の奥に歯みがき粉が流れると気持ち悪くなると思うので、歯みがき粉は少な目で、下を向きながら磨くことをオススメします。

それでも気持ち悪い人はうがいをこまめにすることを心掛けて下さいね。

そして、安定期になり、体調の良いときに歯科医院で定期検診を受けてみてはいかがでしょうか?

妊娠中少しでも快適に過ごせますように❗

市川市行徳(福栄) 予防を中心に小児から入れ歯まで
「いつでも頼れる街の歯医者さん」を目指す個室診療
はぎわら歯科クリニック