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2017.10.12

お子さんの歯を虫歯から守るシーラント処置

こんにちは、歯科助手の栃木です⊂((・x・))⊃

今回はお子さんの歯を虫歯から守る!シーラント処置についてのお話です(´∀`)

シーラント処置とは
奥歯は噛み合う面に細かい溝があり、ここに食べカスやプラークが溜まってしまうと虫歯になります。
そこであらかじめその溝をプラスチックで埋めてしまおうというのがシーラント処置です。

シーラントは虫歯になりやすい歯の凸凹を埋めて、虫歯菌から歯を守ってくれる虫歯予防の方法です。
「乳歯は虫歯になっても、いずれ抜けるから大丈夫」と思っている人もいますが、実は乳歯の健康状態が永久歯に与える影響は大きいものなんです。
乳歯のときに虫歯が奥深くまで進行すると、次に生えてくる永久歯に虫歯菌がうつることも…(>_<)
そうなれば、永久歯が生えてきた時点で虫歯になっている…という可能性もゼロではありません。生えたばかりのころは歯がやわらかく虫歯になりやすいので、例え生え変わるとしても、乳歯はきちんと虫歯予防をする必要があるのです。
後から生えてくる永久歯を守るためにも、乳歯の時期からシーラントをしておくのがとてもおすすめです。
また生えて間もない第一大臼歯(六歳臼歯)は、歯みがきをするのが難しく、歯自体もまだまだ弱い為、とてもむし歯になりやすい歯です(>_<)
この歯はとても大きな役割を果たす永久歯なので、しっかり虫歯から守ってあげたいですよね。

シーラント処置の流れ
  1. ①シーラント処置をする歯をしっかりク リーニング!
  2. ②シーラントがしっかりくっつく様に接着剤の役割のあるお薬を塗ります。お薬を塗ったら水で流して風をかけて乾燥させます。
  3. ③シーラント剤を歯の溝に流し込む!
  4. ④特殊な光を当ててシーラント剤を固めます。

これで完成です(^ ^)

シーラントは詰め物のようなものなので、ある日突然取れてしまうこともあります(*_*)
取れてしまった時はもう一度塗り直しが必要になります。
またシーラントをしたからその歯は虫歯にならないという訳ではありません。
シーラントは溝にしか出来ないので、歯と歯の間などシーラントが行えない場所は虫歯になってしまう可能性があります。
そこで大事になってくるのが、毎日の歯みがきと定期検診です(^ ^)

歯みがき+シーラント+定期検診で虫歯に負けない強い歯を作っていきましょう!

頑張ったお子さんには何かいい事があるかも…♪私も欲しい(`・ω・´)

市川市行徳(福栄) 予防を中心に小児から入れ歯まで
「いつでも頼れる街の歯医者さん」を目指す個室診療
はぎわら歯科クリニック