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2017.04.10

お子さまの日頃のセルフケア ~6歳臼歯(第一大臼歯)の虫歯を予防する~

こんにちは。
歯科衛生士の田中です。

新年度を迎え、環境が変わる方も多いのでは無いでしょうか?

小学校に入学されるお子さんもたくさんいると思います。
新学期は歯科検診の時期でもあるので、日頃のセルフケアを怠っていると [虫歯があります] の用紙を貰ってしまうかもしれません。

特に注意したいのが、6歳臼歯(第一大臼歯)の虫歯です。
その名の通り、6歳ごろに生え始める永久歯のことですね。

大臼歯は噛み合わせの中心的役割を担うとても重要な歯です。
特に6歳臼歯(第一大臼歯)は最も強大な噛む力を発揮すると同時に、噛み合わせのバランスにも大切な役割を果たします。

しかしながら、失う歯の中で多いのは大臼歯であることをご存知でしょうか?
大きな力を負担する過酷な状況下にあるうえ、お子さんの本人磨きだけでは清掃が行き届かず、凹凸が多いため虫歯になりやすい歯なのです。
虫歯の治療をしても、リスクが高いことに変わりはありません。

大臼歯が1本無くなるだけで、噛む効率が低下し噛み合わせの異常が生じ、更に歯を失うことに繋がりかねないのです。

つまり、大臼歯を守ることはすべての歯を守る予防の第一歩なのです!
ずっと健康な歯で、美味しいものをモリモリ食べるためにも日頃のセルフケア・お子さんには仕上げ磨きをしっかり行いましょう!

ちなみに、新年度ということで季節の変わり目でもあります。
院内の飾りも一足先にイースターに変わりました!
受付の飾りは前回ご紹介しましたが、診療室内にも飾っています。(なんと、受付の見崎さんお手製です)
季節やイベント毎に飾りが変わるので、また報告したいと思います。

市川市行徳(福栄) 予防を中心に小児から入れ歯まで
「いつでも頼れる街の歯医者さん」を目指す個室診療
はぎわら歯科クリニック