ブログ

2017.02.13

歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)セミナーに参加しました。

今月は多くの勉強会に参加しています。先週は、千葉中央で千葉県歯科医学大会がありました。日本大学歯内療法学辻本診療教授の歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)セミナーに参加しています。

歯科用マイクロスコープは眼科や脳神経外科などの手術で使われていた手術用顕微鏡を歯科用にしたものです。歯科でのマイクロスコープの普及率はまだ5%もなく、一般的な治療法とは言えませんが、根管治療専門医や精密な自費治療を行っている歯科では導入が進んでいます。歯科用マイクロスコープは肉眼の20倍まで拡大し、治療することができ、光が深いところまで届くため専門的な治療を行うことができます。

歯科用顕微鏡には、種類がいくつかあります。半世紀にわたって手術用顕微鏡を開発してきたカールツァイス社。手術用顕微鏡で高い光学性能を実証されたライカ社

。アメリカの審美歯科医のなかで一番人気があるグローバル社。医科領域で定評のあるメーラー社製。根管治療(歯の根の治療)の治療器具を多く販売しているマニー社など他にも多くあります。
実は母校の大学で、使用の比較を事前に先月予習しています。多くの機種があり、それぞれに特徴がありました。今回はこの中でも、多くの治療に使用できバランスの良いライカ社M320で実習を行いました。

辻本先生の講義や実習は学生時に受けていたため、懐かしく思いながら実習を受けてきました。

当医院でも早く歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)を導入できるよう現在進めています。